ディスクロージャーとは

予算 会計の世界では、頻繁に、「粉飾決算」とか、「所得隠しで重加算税」とか、「利益の水増し」なんていう言葉がよく聞かれます。
多分テレビのニュースなどでもこれらの言葉をお聞きになったことのある方は多いと思います。
とりあえず、先ほど書いたことは全て「悪い」ことです。

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なぜ悪いか?→隠したり、騙したりしているからです。
なぜ隠したらいけないの?→関係者に対しては、会社は業績を知らせる必要があるからです。
なぜ業績を知らせなければならないの?→お金を出してもらったり(出資)、借りたり(借入金)しているからです。

飲み会などでも、正式な会合では、必ずといっていいほど会計報告がありますよね。
それは、会費を集めた幹事が着服していないということを証明するためでもあり、会費を払った側にしてみれば、どういう風にお金が使われたかを知るためです。
会計報告は、こんな二面性を持っています。

ここで言いたいことは、お金の払い手(出資者)と、受け手(運用側)のどちらも同じレベルで情報を共有化することが大事であるということです。
この情報の共有化を、会計用語で「ディスクロージャー」といいます。
「ディス」は英語で「反対」を表し、「クロージャー」は「閉める」という意味の「クローズ」の名詞形です。
つまり、「閉めるの反対」→「開ける」→「開示する」ということです。

会計ではディスクロージャーは「開示」と訳されます。
開示という意味、これからの時代は信用を得るためには、必要不可欠になってきます。
開示それ自身が、一つの「戦略」として使われるはずです。
隠し事をする会社や、隠し事をする人を信用できる訳は無いですよね。
最近よくある会社の不祥事に関しましても、隠せるところは隠しながら公表して、後から後から「不祥事」がどんどん出てくる会社より、問題があったときにすぐに全ての「不祥事」を公表し、謝罪し、適切な措置をとる会社が、逆に信用を高めたりします。

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この例でも、適切なディスクロージャーが行なわれることの意義は非常に高いです。
オープンに出来ること全てを「オープン」にすることが、「信用」を得る一番の近道と言えるかもしれません。
それを分かりやすい形(数字)で公開しているのが「決算」なのです。

公開できる部分は全て公開していくことが重要であると思います。
今後の情報公開の大時代においては、ファーストステップとして、
@情報の収集、
A情報の選別、
B情報の共有化
が大事になってきます。

知っているだけで得すること、知らなくて損すること、が当たり前になります。
ほとんどの情報はネットで@「収集」できますので、そこからのA「選別」とB「共有化」が大事なのです。

つまり、自分の目で情報をA「選別」できるだけの力、B「共有化」して、情報交換できる仲間の存在が非常に大事です。
今から、そういうことを意識していかないと、次のステップの「自分の判断」でその情報を実行するときに最適な情報でない確率が高まります。
どんどんディスクロージャーし、どんどん共有しましょう。
出し惜しみすることが結局損をする時代になってきています。

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