株で○○千万円目指す。
そういう本や情報が溢れています。
私も株式は趣味程度で運用しておりまして、どのようなものかは大体分かっているのですが、非常に難しいという気がします。
素人が運用する株式の実態はどうなのかということを書いてみたいと思います。
@売る時期について
例えば100万円で買った株が120万円に値上がりしたらどうしますか?
普通の人は売りますよね。20万円も利益が出れば御の字です。
これで売らない人はよっぽどお金に余裕のある人か、株は買っただけでほったらかしにしている人ではないでしょうか?
株で大儲けできる人は先ほどの例で、120万円になった時に我慢して、150万円まで粘れる人です。
その間も株価は80万円になったり、乱高下を繰り返しています。
株は売り時が難しいといわれますが、それは売り時によって儲けが確定するからなのです。
買った時は「現金支出=購入株価」ですが、売った時は「現金収入=購入株価−損失」もしくは「現金収入=購入株価+利益」のどちらかになるからです。
もう10年近く前になりますが、ITバブルの時、200万円ほどだったYAHOO!株が1億円を突破したことがありましたよね。
「200万円でヤフー株を持っていた人はみんな1億円くらい儲けたんだ!!」って勘違いしてはいけませんよ。
普通の人は株が乱高下している時に、多分300万円くらいで売っていますよ!!
実際に1億円の儲けを得た人は会社関係者とかごく一部の何らかの理由で売ることが出来なかった人のはずです。
当時ヤフー株を買った一般人は相当手馴れた人以外は、少し株価が上がったところでいち早く利益を現金に換えたいために売ってしまっているはずです。
そういうこともあって、標題の“1億円”って言うのは素人には相当難しいと思っています。
A情報について
アナリストとは、企業の業績を分析して株を買う人からお金を取って教えてくれる人です。
また、機関投資家とは生命保険会社や投資信託など、株などを運用して利益を得る会社や団体です。
最近はネットで個人投資家も企業の情報を早く・大量に入手できるようになりました。
分析屋さんのアナリスト(経済新聞の記事に出てきたりする人)が分析したとおりに株の値段は動きません。
アナリストが発表した分析と逆の動きをする人がいたり、裏の裏を読んだりする人がいるからです。
たくさん情報がありますが、自分の売買の基準を持っていなければ、情報に踊らされます。
ある程度の財務情報が読めるならば、自分で痛い目に遭いながら経験を積むほうがよっぽど勝率は上がります。
Bほかのギャンブルよりはいい
株を勧めるわけではないのですが、株をやると日経新聞を隅から隅まで読んだり、経済の情報や新製品の情報に敏感になったり、
会社の有価証券報告書(上場企業が作成する財務情報などの報告資料)が読めたりと、知識がどんどん蓄積されます。
こういう知識は今後の日本において、誰もが必須の知識になってきます。
年金制度も既に崩壊に近い状態ですし、自分の身は自分で守るが当たり前になってきます。
ほかのギャンブルをやるなら、どんどん自分の知識になる株をやったほうがいいです。
例えば、パチンコなんかは最悪です。
間接喫煙と長時間同じ姿勢のため、健康にも悪いですし、何時間、何日やっても今後の自分の利益となる、ストックとしての知識が貯まりません。
その場限りのフロー的なもので、時間の無駄です。
一方株は、資産運用の知識を必然的に吸収できるだけでなく、長い時間やっていると、勝率も5割から5割2分、5割5分と上がってきます。
大きく儲けようと思わなければ必ず勝てます。
僕の場合でも、月に3万円も勝てば上等だと、それくらいの気持ちで投資しています。
C資金が固定される
「株は余裕資金でしなさい」という言葉がありますよね。
あの意味ってどういうことかなと考えてみました。
例えば、自分の貯金をかき集めて捻出した100万円を全額株に投資したとします。
その株がすぐ値下がりして、60万円くらいになりました。そうなると、売るに売れなく(売ると40万円の損が出ますね)、
株価が上がるまでずっと保持したままにしておかなければなりません。
やっぱり買った100万円より1円でも高く売りたいじゃないですか。
いつになったら100万円を超えるか分からないまま半永久的に、損を出さないためその株を持っておくこととなります。
それが、Cの題で書いた「資金が固定される」という意味です。
ほったらかしにしても、問題ないお金でやりましょう。
とまあ、勝手に書きたい放題書いたのですが、株に興味がある方は参考にしてみてください。
株のことにつきましては会計と絡めてたまには書こうと思っています。